ミクシィは、3月1日からWeb小説をベースにしたドラマ広告「mixi x ドラマ」をスタートした。動画ではなく、テキストで小説を読む形式だが、本物の俳優が演じるシーンの写真も添えられ、独特の作品世界を構築している。
第1回の作品として公開されたのは、日本ラブストーリー大賞を受賞した原田マハの小説「普通じゃない。extraordinary.」。主人公は、女優の池脇千鶴が演じる。登場人物はmixiのアカウントを持ち、日記やフォトアルバムを更新。ユーザーは登場人物と「マイミク(マイミクシィ)」になったり、登場人物の日記を読むことで、小説では描かれないストーリーを知ることができる。
ミクシィは、このコーナーをエンターテインメントとしてだけではなく広告媒体として展開。すでにインテリジェンス、花王、トヨタ自動車、P&Gグループの協賛が決定しているという。小説中の関連キーワードによって協賛企業の広告を掲載したり、登場人物の日記上でサービスを紹介するなどの仕掛けを提供する。第1回のドラマ制作には、ミクシィ、アイメディアドライブ、角川クロスメディアが参加。角川書店(野生時代)も制作協力としてクレジットされている。
プレスリリース:「mixi上でユーザー参加型のドラマ広告を開始」