今回の機能強化によって、Google Analyticsでモバイルサイトとモバイルアプリケーションのトラッキングが可能になった。この機能は今後数週間のうちにすべての広告主に向けて提供される。
コンバージョンの目標設定機能の拡張では、「サイトの滞在時間」と「訪問中のページビュー数」が加わり、高度なレポートデータの解析機能では、レポートのデータテーブルの表示を効率的に絞り込むフィルタリング機能や、都市とキーワードの組み合わせ別にサイトの収益を見るだけでなく、収益を検索エンジン別の都市とキーワードの組み合わせまでブレイクダウンすることができる機能も追加された。そのほか、ユーザー定義用のカスタム変数を拡張させた「マルチ カスタム変数」を導入して、サイトごとのカスタマイズにも対応している。
そのほか、トラフィックに大きな変化がおきたときに通知する「Analytics インテリジェンス」や、モニターしたい指標やディメンションを対象にアラートを作成する「カスタム アラート」も追加された。
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