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ドロップシッピングと委託販売は違います

2007/03/15 20:00

最近よく見受けられる「ドロップシッピング=委託販売」という説明。ドロップシッピングは一見委託販売に似たビジネスモデルですが、実際には似て非なるものだったりします。今回は、委託販売の流れを説明しつつドロップシッピングとの違いを見ていきたいと思います。

委託販売とドロップシッピングの混同に注意

 委託販売は、簿記(会計)上では一般的な商品販売とは異なるということから、特殊商品販売と呼ばれるグループに属しています。会計士や税理士資格の受験生の間では「特売(とくばい)」などと呼ばれているので、会計を少しかじった方であれば聞いたことがあるかもしれません。

 さて、この委託販売、具体的にはどのようなものなのでしょうか。例を用いて説明しましょう。仮に、「たらば蟹」を商品にもつA社という企業があったとします。A社はこの商品を地方にも拡販したいと考えたのですが、各都道府県に支店を構えるほどの資金はありません。そこで「ウチの商品を売りたい店を探そう」と考えました。

 A社は「たらば蟹」を販売したい代理店を募集することにし、広告を出したところ、B社という企業が手を挙げてきました。そこでA社は即座に委託販売契約を結ぶことに決めました。契約後、A社はB社に対して「たらば蟹」を発送し、B社の店舗から販売してもらうことにしました。このおかげで、A社は支店開店の費用をかけることなく地方での商品拡販ができ、成功を収めることができました…。

 さて、この一連の説明は委託販売を表したものなのですが、何かお気づきの点はありませんか? 「ドロップシッピングは委託販売です!」とよく言われていますが、前述の説明を読み返していただくと「アレっ?」と思った部分が1カ所あるのではないでしょうか。その部分がどこわかりますか?

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