電車で座っているときは「寝る」
ネットエイジアは12月に調査を行い、一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住の、週1回以上「JR山手線」「JR中央線」「東京メトロ銀座線」のいずれかの電車に乗る、20~49歳の男女1146名の携帯電話ユーザーから回答を得た。
調査結果によると、電車内で座席に座っているときの行動として最も多かったのは「寝る・目を閉じている」68.9%で、以下「携帯でメール」「携帯でインターネット」「車内広告を見る」が続いている。車内広告を見る割合が最も高いのは40代女性(73.0%)で、最も低いのは40代男性(54.7%)。また、新聞を読む人の割合は、40代男性が22.6%なのに対し、20代女性ではわずか1.5%という結果となった。
電車で立っているときは「車内広告を見る」
一方、電車内で立っているときの行動で最も多かったのは「車内広告を見る」の71.8%で、以下、「外の景色を見る」「携帯でメールをする」「携帯でインターネットをする」が続いている。
携帯でメールをする割合が最も高いのは、20代女性(71.7%)、最も低いのは40代男性(47.9%)。また、雑誌を読む割合を比較すると、40代男性15.8%、20代女性1.1%、新聞を読む割合は40代男性16.3%、40代女性0%で、性別や年代で大きな違いが見られた。
40代女性の半数が「電車内広告がきっかけで購買」
電車内広告を「電車に乗るたびに注意して見ている」と答えた人は27.9%で、「他にすることがないときは見ている」は43.5%となっている。「電車に乗るたびに注意して見ている」割合が最も高かったのは40代女性の37.1%、最も低かったのは20代女性の23.8%だった。
電車内広告がきっかけで商品を買ったことがある人の割合は、40代女性で突出して高く50.6%。また、電車内広告の検索キーワードで検索したことがある人の割合は、20代男性が最も高く31.9%となった。しかし、電車内広告のQRコードからアクセスしたことがあると答えた人の割合は全体の8.6%にとどまっている。
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