調査は、ビルコムが日本全国の20歳以上の男女を対象に6月に行い、412名の回答をまとめた。調査機関にはマクロミルを利用。
結果、iPad所有者412名のうち、男性は277名(67%)、女性は135名(33%)。年代別では30代が全体の37.1%でもっとも多く、20代が24.2%、40代も24.1%と20代に迫る勢いを見せていることがわかった。また、職病別では、会社員(事務系)18.7%、会社員(技術系)19.2%、専業主婦11.4%となっており、従来のパソコンとは異なるiPadの魅力が主婦層を引き付けているようだ。
利用目的としては「PCの代わりとして活用」がもっとも多く、「電子書籍の閲覧」が続いている。それを裏付けるように、iPadによって「アプリで遊ぶ時間が増えた」「電子書籍を読む時間が増えた」「家でパソコンを触る時間が減った」をあげる人が多くなっている。また、iPadの接触時間として、1日あたり「1時間以上」と答えた人は56.3%に達し、PCでのネット接触時間67.6分に匹敵する長さとなっている(博報堂DYメディアパートナーズ調べ)。
また、手にとって利用しやすいその形態からか、iPadを利用する時間帯として、7割以上の人が「就寝前」と回答。枕元に置いて利用する人も多いようだ。また、性別のクロス集計でみると、男性は子供部屋で、女性はキッチンで使う傾向が見られた。
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