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グーグル、AdWords APIの新バージョンをリリース
レポート機能が正式版に

 AdWords APIの新バージョン(v201008)では、主なものだけでも10以上の新機能を実装している。この正式版となったレポート機能では、ReportDefinitionServiceを利用して、必要なレポート項目を指定するとユニークな IDが発行される。REST形式のURLにそのIDを指定してレポートをダウンロードする。また、トラフィックの見積もり機能は、v13で提供していたTrafficEstimatorServiceの新バージョンだ。

 今回、TrafficEstimatorServiceとReportDefinitionServiceがv201008にてリリースされたことによって、v13の同機能は数か月後にサービスを終了するとしており、現時点では2011年前半中になる見通し。

 リマーケティング機能では、 リマーケティングに関する操作がAdWords API経由でも可能となった。現時点では、新規にリマーケティング タグを発行する場合にのみUserListService経由でリマーケティング リスト (ユーザー層) を追加することが可能で、既存のコンバージョン タグを利用してリマーケティング リストを作成する機能は次回のバージョンにて対応する。

 AdWordsキャンペーン エクスペリメント機能は、AdWordsキャンペーンをA/Bテストする機能で、既存キャンペーンの設定を残しつつ、広告の表示機会の何割かを新しいキャンペーン設定でテストすることができる。また、入札単価シミュレーションのデータをAPI 経由で得る機能の追加や拡張CPCへの対応も行われている。

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2010/10/05 12:21 https://markezine.jp/article/detail/11943

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