BtoBコミュニケーション構造の変化を図解!
次代のBtoBコミュニケーションについて考察しましたが、見えない価値を可視化する実践的な試みとして、今回はその構造の変化を図解することにしましょう。まずポイントとして、変化を表現するということです。そして最下部に配置したコピーによって、図解が何を表しているのか、ひと目でわかる構成を試みました。
左側では従来のコミュニケーションを図解しています。企業内における、開発者・技術者、製品担当それぞれの部門があり、顧客や見込み客に対するコミュニケーションは、広報・宣伝あるいはマーケティング部門を窓口として、広告代理店などを通じてマスメディアで発信されます。
右側は新しいコミュニケーションです。広報・宣伝あるいはマーケティング部門を通さなくても、開発者や営業など、すべての従業員がインターネットなどを通じて情報を発信できる構造を描きました。もちろんマスメディアによる情報発信もあります。しかし、たとえば開発者からダイレクトに技術情報が顧客や見込み客に届けられることによって、より早く、より深い情報をキャッチできます。
IT業界では当然のようなコミュニケーションの図式ですが、今後は他の業態においてもこのようなコミュニケーションが活用されるのではないかと予測されます。具体的な情報発信の事例については、次回から記事のなかで紹介していく予定です。お楽しみに。