リサーチパネルエイジアは、割引や特典がついたクーポンを、短時間の期間限定・枚数限定で販売する「フラッシュマーケティングサービス」に関する調査を、日本、中国、韓国で行った。調査は11月に行われ、3か国の20代から30代の男女から900サンプルを回収した。
日本でも「グルーポン」をはじめとしたフラッシュマーケティングサービスが次々と登場しているが、サービスの認知度が最も高かったのは中国(65.7%)で、日本は最も低い37.7%となっている。サービスの利用経験は認知度と比例しており、中国(39.3%)、韓国(29.3%)、日本(18.0%)。利用経験者が最も多かったのは「中国男性」で41.3%に達している。
サービスを利用したい時間帯は、いずれも夜(18:00~24:00)が約50%を占めている。これは、プライベートでインターネットを利用する時間帯が、日本では「夜」、中国では、「夜」に続いて「午前中から昼」、韓国では「昼から夕方にかけて」が多いことが影響しているようだ。
また、フラッシュマーケティングサービスを利用したくない理由は、3か国ともに「手続きが面倒」が最多となっており、「成立しない可能性がある」が続いている。また、お得さを感じる割引率は3か国ともに40%前後だが、平均を国別で見ると日本が44.9%で最も高くなっている。
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