「プレイステーション スイート」は、Android OSを搭載した携帯型端末でプレイステーションのコンテンツを利用可能にするもの。ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、ライセンスプログラムを携帯端末メーカーに提供し、年内のコンテンツ提供開始を目指す。また、Android OS搭載端末がアクセスできる「PlayStation Store」も新設される予定だ。
SCEは同日、次世代携帯型エンタテインメントシステム(コードネーム:NGP)についても発表した。NGPでは、Wi-Fi方式に加えて、3Gネットワークへのアクセスにも対応。本体前面には、マルチタッチに対応した5インチの有機ELディスプレイを、背面にはマルチタッチパッドを搭載し、マルチタッチスクリーンと組み合わせて使用することができる。
また、ユーザーどうしのコミュニケーションやゲームの情報が得られる場として「LiveArea」をすべてのゲームに提供するほか、PlayStation Networkの基本サービスとしてユーザーの位置情報を活用した新たなサービスを提供。標準搭載されるアプリケーション「Near(ニア)」によって、ユーザーの位置情報をもとに、周辺にいるユーザーがどのようなゲームを楽しんでいるのかを知ることができる。
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