SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

ニコニコ動画が「ニコクーポン」開始、「値引き」以外の楽しみを提供

「ニコクーポン」は“値引き”だけじゃない

 「ニコクーポン」とは、「ニコニコ動画」内の「ニコニコ市場」で提供されるクーポンサービス。提供するクーポンは4種類。「オリジナルクーポン(タグクーポン)」は、ニコニコ動画内のタグやアイテムに関連したクーポンで、ニコニコ動画ユーザーが楽しみながら使うことができる。「特典クーポン」は、グッズの進呈やお店の個性をアピールした施策などのユニークなクーポン。「割引きクーポン」は、従来のクーポンと同様に定価より値引きを行う。「タイムセールクーポン」は店舗が任意で発行できる日時限定のクーポン。

 ニコクーポンでは、ユーザーが、自分の好きな動画や店舗が提供する動画の下にある「ニコニコ市場」スペースにクーポンを貼り付けることができる。貼られたクーポンをクリックすると、直接ニコクーポンの店舗クーポンページに移動する。また、店舗側は魅力を伝えるために、自ら動画を撮影し、ニコクーポンサイトにアップすることができる。

 ユーザーは、自分の好きな動画や、店舗が提供する動画の下の
ニコニコ動画内のニコニコ市場スペースに、ニコクーポンを貼り付けることができる

クーポンをダウンロードする前に「ニコIN」

 ニコクーポンはPC/モバイルサイトを使い分ける形で展開する。PCサイトでは、タイムセールクーポンの表示、クーポン使用ランキング、人気店舗動画の露出を行う。一方、モバイルサイトでは使いたいクーポンを検索することが可能で、クーポンのダウンロードは、実際に店舗内、もしくは店舗のそばで携帯GPS機能を使ってしか行うことができない仕組みになっている。ユーザーは、ダウンロードする前に、「○○店の近くに来ました」というチェックを行う(ニコIN)。その「ニコIN」のあとに、実際にクーポンを「使う」という流れになる。

「ニコIN」することで与えられる勲章の一例

 「ニコIN」によって、PCもしくはモバイルのマイページで上図のような「勲章」が発行される。勲章は来店回数が増えるごとに種類が増えてゆき、特定店舗で「一番多く来店(ニコIN)しているユーザー」にだけ「神」の称号が与えられる。勲章は、常連になればなるほどレアなものを取得できる仕組みになっており、従来のクーポンサービスでの課題であった「2回目以降の来店促進」の動機づけとしても寄与する。 

 「ニコクーポン」への情報掲載料は無料。「ニコクーポン」の運営はフューチャースコープが行う。フューチャースコープは、ニコニコ動画ユーザーの好む傾向の動画を分析し、コンサルティングや簡単なテンプレートの提供、動画作成代理も請け負う(一部有料)。

【関連記事】
12月のクーポン売上1位はグルーポンの10億4800万円
KDDIとグルーポン、携帯向けにクーポン提供
遠隔地のユーザーが一緒に演奏できる「ニコ生セッション」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2011/02/04 00:00 https://markezine.jp/article/detail/13310

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング