株式会社ミツエーリンクスは、行動観察を重視するコンテキスチュアル・インクワイアリー法によって、Webサイトに対するユーザーの潜在的な要求を抽出する「ユーザー行動調査・要求分析サービス」をリリースしたと6月22日発表した。
コンテキスチュアル・インクワイアリー法とは、ユーザーに普段の行動を再現してもらいながらそれを観察することで、ユーザー自身も明瞭には認識していない行動を明確にしながら、仕事の進め方の構造に関する情報を集める手法。インターフェース・デザイナーのヒュー・ベイヤーとカレン・ホルツブラットが1997年の著書『Contextual Design』のなかで提案した師匠と弟子モデルが代表的だ。
「ユーザー行動調査・要求分析サービス」では、Webマーケティングやブランディングに多大な影響を与えるWebサイトのユーザー経験を、実際のターゲットユーザーにサイトを利用してもらいながら行う「コンテキスチュアル・インクワイアリー法」を用いて調査。複数のユーザーに対して調査を実施し、実際のユーザーのWeb利用状況や、行動の背後に隠れた潜在的なニーズを探し出し、ユーザー自身も気づかずにいる利用上の問題点やニーズを抽出する。
ニュースリリース:【ミツエーリンクス】「ユーザー行動調査・要求分析サービス」をリリース (共同通信PRワイヤー)