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ユニクロの台湾進出で、アパレルサイト利用に変化
最も恩恵を受けたのは台湾ブランド「Lativ」

2011/04/14 12:55

 アウンコンサルティングは、コムスコア社が提供する台湾のネット視聴率データの2011年2月度集計データをもとに分析を行った。

 ユニクロが台湾台北市に第一号店をオープンした2010年10月に、台湾のアパレル関連サイトのユニークユーザー数は大きな伸びを見せた。しかし、第一号店が出店すると、ユニークユーザー数は減少傾向に。このことから、2010年10月、11月のアパレル業界全体のユーザー数の増加は、ユニクロサイト来訪ユーザー数に起因するものではないと考えられる。 

 この変化を読み解くため、以下のグラフを見てみよう。台湾の主要アパレルサイト、LATIV.COM.TW、NISSEN.COM、SHOPPING7.COM.TW、UNIQLO、VANCL.COMのデータをまとめたものだ。

台湾主要アパレルサイトユニークユーザー数推移
出典:コムスコア/メディアメトリックス(Media Metrix) 2010年2月~2011年2月

 10月以降大きなユーザー数の増加を見せたのが、台湾版ユニクロと称されるドメスティックブランド「Lativ」のサイト「LATIV.COM.TW」。Lativサイトのユーザー数は、2010年9月から11月の間で2倍以上増加している。

 ユニクロとLativとの重複ユーザー比率を見てみると、この期間のユニクロのサイト来訪ユーザーのうち、Lativにも来訪したユーザーの割合が増加傾向にある。ユニクロサイト来訪ユーザー数に占めるLativ来訪ユーザー数の比率を見ると、最も比率が大きくなった11月時点では、約40%に達している。

台湾ユニクロサイト来訪ユーザー数に占めるLativユーザー比率推移
出典:コムスコア/メディアメトリックス(Media Metrix) 2010年8月~2011年2月 

 このことから、ユニクロの進出によって活性化した台湾のアパレルサイトのうち、その恩恵を最も受けたのはユニクロではなくLativであると考えることができる。しかし、ユニクロは2011年3月に台湾向けのオンラインショッピングコンテンツを開設。昨年からはニッセンの海外通販サイトもユーザー数を伸ばしており、2011年2月時点では各社の数値は拮抗している。

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