キューピーは、展開しているベビーフード瓶詰52品について、バーコードを携帯で読み込むことでその製品のアレルギー特定原材料等の情報がその場でわかる、新しいサービスを開始することを6月27日に発表した。
乳幼児期は一般的に消化器官が未発達なため、食物アレルギーが起こりやすく、乳幼児の約1割に食物アレルギーがあると言われている。しかし従来のアレルギー表示だけでは分かりづらいと感じる消費者は多く、同社にはアレルギーに関する問い合わせが多く寄せられるという。
今回の携帯電話を利用したサービスは、NTTデータの「パッとび- J」機能を採用。利用の際には、「パッとび-J」をインストールする必要がある。今回始まったサービスでは、原料にどのアレルギー特定原材料が入っているかをその場で知ることができると同時に、特定のアレルゲンと月齢を指定して、その原材料を使用していない商品を検索できる機能も提供されている。
この情報サービスは、NTTドコモの対応端末では6月末から、ソフトバンク・モバイルの対応端末からは、7月末からスタートする予定。詳しい使い方は以下のプレスリリースを参照。
プレスリリース:「ベビーフード瓶詰52品、携帯電話を利用したサービス開始 アレルギー関連情報が商品バーコードでその場でわかる」