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中小企業が進出したい候補地ベスト3は
「中国・ASEAN・米国」

 未来予想は今年の4月から5月にかけて、20代から70代の中小企業経営者を対象に「海外進出」についての調査を行い、501件の回答を得た。回答者のうち、すでに22%が海外進出しており、10%が3年以内、8%が1年以内に海外進出を検討している。海外進出する理由としては「成長に必要な巨大なマーケットの存在」「海外の有力なパートナーとの提携」など前向きな理由が多い一方で、「日本の市場規模が縮小均衡」「日本の競争環境が激化」といった国内情勢を理由とする回答も見られた。

海外進出の候補地域

 海外進出候補地としては「中国」が31%と最も多く、「ASEAN」「米国」と続く。今後、大きな成長が期待されているインド、アフリカ、南米への進出を検討する企業はまだ少数派だ。すでに進出している企業の進出先としては「タイ」が最も多く、「ベトナム」「シンガポール」が続いているが、今後、ASEANへ進出したい経営者の考える候補国では「シンガポール」が55%と飛びぬけて高く、2位の「タイ」を大きく引き離している。

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MarkeZine(マーケジン)
2011/05/25 13:25 https://markezine.jp/article/detail/13818

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