シード・プランニングは、国内関連事業者12社および海外(韓国)事業者2社へのヒアリングを行い、国内スマートフォンゲーム市場の調査を行った。その結果、2010年の国内スマートフォンゲーム市場は85億円と推計。2015年には2010年の30倍の2550億円に成長すると予想している。その要因としては、端末の普及、有力タイトルの展開のほか、ゲームプラットフォームの整備によるキャリア課金の拡大、広告ビジネスなどがあげられる。
![国内スマートフォンゲーム市場きぼの現状と今後2010年~2015年(単位:億円)](https://mz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/14375/14375.gif)
一方、スマートフォンゲームユーザー500名(男女各250名)へのアンケート調査では、スマートフォンに買い換えてからゲーム機の利用が減少しており、約4割の人が、ゲーム機でのゲーム時間が減った、もしくは、やらなくなったと回答している。
課金率は、スマートフォンゲームユーザー500人のうち18%。スマートフォンの利用歴と課金率を見ると、利用歴が長いほど課金率が高くなっている。また、月平均1000円以上の課金がある人は、スマートフォンゲーム課金ユーザーの42.2%に達している。
![スマートフォン利用歴と課金率(単位:%、n=90)](https://mz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/14375/14375_01.gif)
![スマートフォンゲームの課金ユーザーの課金額/月(n=90)](https://mz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/14375/14375_02.gif)
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