IMJモバイルのモバイルナレッジラボは、昨年12月に、メールマガジンとソーシャルメディア(ツイッター、フェイスブック、ミクシィ)を通じて、企業・ブランドが発信する情報がどのように受容されているかを調査し、618名から有効回答を得た。
メールマガジンとソーシャルメディアを比較すると、メールマガジンでは、取得している情報と、取得したい情報の間に乖離が少ないのに対して、ソーシャルメディアでは、取得している情報と、取得したい情報の間に大きな差が見られ、特に「クーポン情報」「プレゼント情報」「キャンペーン情報」で、その差が顕著となっている。
しかし、「近隣の情報」についてはソーシャルメディアの方が、取得している・取得したいと思っているユーザーが、メールマガジンよりも多くなっている。また、ソーシャルメディアユーザーのフォロワー・友人数は「30人以下」が過半数を占め、フォロワー・友人数の多いユーザーほど「友人の投稿やコメント」など、リアルで自分とつながっている人の情報に影響を受けやすいことがわかった。
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