1981年創刊の情報誌『ダカーポ』は、「現代が3時間でわかる」のキャッチフレーズで20万部を発行していたが、インターネットの普及の影響で1997年12月に休刊。マガジンハウスは今回、電子化の体制を整え、メディア名も『dacapo』に変更。ウェブ版とモバイル版(iOS/Android対応)をほぼ毎日無料配信するほか、有料電子雑誌の配信、紙版の雑誌発行も行う。今後、アップルのニューススタンドへの参加も予定している。
クロスメディア展開の第一弾として発行されるのが、消費税増税問題を徹底解説するワンテーマムック『dacapo special review 消費税増税はなぜダメなのか?』。紙版は3月31日発売、電子版は大手電子書店で4月6日から配信される。
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