「探索型書籍ナビゲーションシステム」は、1冊の本から「新たな関連や視点を発見できる本」「意外な関係性を提示してくれる本」などを探し出して表示することで、自分が知らない新たなジャンルの本に出会う仕組みを提供する。
このシステムは、編集工学研究所所長の松岡正剛氏が、世界の知を体系化した約5000の見出しコードからなる「目次録」、図書館流通センターの書誌データベース、大日本印刷のテキストマイニング技術を活用して、言葉同士の関連性の強さを数値化する「連想検索エンジン」によって探索を行う。このシステムのベータ版は、丸善の法人会員向け書籍販売サイト「KNOWLEDGE WORKER(ナレッジワーカー)」の新機能として提供される。
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