このトークショーでは、『CONTENT'S FUTURE』の著者である小寺信良氏と津田大介氏の2人が登壇し、『CONTENT'S FUTURE』には盛り込めなかった時事性の強い話題や、諸事情によりカットしなければならなかったオフレコ話、また『CONTENT'S FUTURE』取材時のこぼれ話や取材後の印象などの盛り沢山なトークで、満員の会場を沸かせた。
トークショーは午後19時にはじまり、まず1時間15分ほど2人の対談。『CONTENT'S FUTURE』制作作業が終わってから飛び込んできた「コピー9回」で決着がつきそうなコピーワンス問題から幕を開け、コンテンツ産業について、クリエイター育成、デジタル技術の可能性、コンテンツ政策決定とブログの関係など、興味深い話題が次々に飛び出し、2人の話術に会場が笑いに包まれる場面も多数みられた。
15分の休憩を挟んで後半は質疑応答にあてられ、著作権法のあり方から、ネットイナゴ、セカンドライフ、ケータイコンテンツ、レッツノートとバイオの比較などなど会場からの問いかけをもとに弁説はさらになめらかになり、話題が広がった。
まだまだ語り足りないところであるが、終了予定時間を15分ほど押したところで終了。終了後にはサイン会も開催された。リブロ東池袋店 Cafe Libroの店長によると、こういった、トークショーで満席になるのは、稀のようでコンテンツの未来に対する、興味、関心の高さが伺えた。
今回のトークショーの盛り上がりを受け、さらに9月ごろに続編のトークショーを開催する予定もあり、今回参加出来なかった方は公式サイトなどをチェックしてみるといいだろう。
『CONTENT'S FUTURE』公式サイト
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