「ソーシャルエキスパンドアド」は、友人に関する情報が表示されたバナーをタッチすることで、同画面内で広告がエキスパンド(下部拡大)する。外部キャンペーンページを読み込む必要がなく、友人の更新情報(フィード)経由で商品・サービスへの接触者がバイラル増幅していく点が特徴だ。
ソニーマーケティングは18日から、スマートフォン用ワイヤレスヘッドホンのキャンペーンで「ソーシャルエキスパンドアド」を展開。従来のバナー広告では、下図の②から⑥の遷移のみをクライアントサイト(LP)への流入数として見ているが、「ソーシャルエキスパンドアド」では、mixiの持つソーシャルグラフと、その友人が共有した更新情報(フィード)により、ソーシャルトラフイック(④から⑥)が爆発的に増える仕組みとなっている。
ミクシィでは、このソーシャルトラフィックも考慮すると、バナー掲出量(imp数)に対するクライアントサイト(LP)への流入率は約10%となり高い効果を上げているとしている(通常バナーは0.1~0.3%)。
ソニーマーケティングが実施した今回のキャンペーンでは、ワイヤレスヘッドホンの特徴をクリエイティブ内で表現し、ソーシャルエキスパンドアドやキャンペーンページでユーザーに遊んでもらう内容。キャンペーン参加数は企画開始時から24時間で100万回を突破。その後4日間で200万回を超えている。
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