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あの企業のソーシャルメディア担当者に聞きました!

ミツカンのソーシャルメディア担当者に聞く、Facebookとクックパッドを活用したコンテンツマーケティングの極意とは?


クックパッドとのプロジェクト

Q. 栢木さんはクックパッドのプロジェクトをご担当されているそうですが、詳しい取り組みについて教えてください

栢木:クックパッドは、ソーシャルメディアというよりもPR施策のひとつとして取り組んでいます。しかし、あまりメーカー色は強く出さず、レシピ検索の受け皿として使わせていただいています。他媒体で商品やレシピを見聞きされた方が、詳しいレシピを知りたいと思ったときにたどり着く場所になればいいなと。取り組みを始めたのはかなり前になりますが、「レシピ特集」という形で年に1回、期間限定の特集ページを作るようになったのは3年前からです。ここでは料理家の先生と一緒に考えたレシピを紹介しています。

 レシピ特集のほかに、年間を通してミツカンが開発したレシピを公開する形で週に1回新しいメニューを公開している「つくれぽ募集」があります。クックパッドは検索数も多いですし、ユーザーさんも多いので、バナーからブランドサイトへの流入もそれなりにあります。つくれぽでいただいたユーザーさんのコメントはレシピ開発の参考にさせていただいています。

Q. 貴社のターゲットは主婦層だと思いますが、Facebookとの親和性はいかがですか?

加藤:最初はそこも心配していたのですが、インサイトを見てみると最近は男性よりも女性の方が多くなりましたし、年齢層も20代~40代まで幅広くご覧いただいているので、結果的には良かったなと思っています。

Q. ソーシャルメディアの効果測定はどのように行っていますか?

加藤:ページ自体の「いいね」数とエンゲージメントがどのくらいかというのをインサイトで見ています。これからはリーチも見ていかなければと感じていますが。一投稿ずつエンゲージメントを見て、「やっぱりレシピがいいよね」「このページは反応があまりよくないね」と編集会議で共有しています。

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ソーシャルメディアの運用を始めて変わったこと

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/10/16 12:21 https://markezine.jp/article/detail/16277

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