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あの企業のソーシャルメディア担当者に聞きました!

チロルチョコのソーシャルメディア担当者に聞く、お客さまとの距離をゼロにするソーシャルメディア活用術

ソーシャルメディアを積極的に活用している“あの”企業の担当者に会いに行くこの連載。第12回目はチロルチョコ株式会社さんにお邪魔しました。Facebookで13,000人以上のファンを集め、投稿する度に数百の「いいね!」を集められるエンゲージメントの高さの秘訣とは?創業一家のご子息が主導しながら、ソーシャルメディアで“お客さまとの距離を0にする”ことを目指す同社の取り組みについて、詳しく伺いました。

今回お話を伺ったのは…
チロルチョコ株式会社 取締役
松尾 裕二さん
コンサルティング会社を経て2011年4月にチロルチョコ株式会社に入社。ソーシャルメディア全般・通信販売事業を担当。

最も重用視しているのはFacebookとmixiページ

Q. チロルチョコで運用しているソーシャルメディアについて教えてください

 Twitterが去年の7月、Facebookが去年の8月、mixiページとGoogle+はそれぞれの出始めのタイミングで開始しました。中でも、最も重用視しているのがFacebookとmixiページです。

 Facebookは今後もマーケティングに使えそうだし、mixiは26,000人以上とファン数が一番多いから。業務の都合上、すべてにリプライできないことが多いので、Twitterはmixiに投稿した内容が自動で流れるようにしてあります。Google+は、私自身いまいち使い方がわかっていないので、ちょっと今は敬遠している状態になっていますね。

Q. FacebookとTwitterを連携させているケースは見かけますが、mixiと組み合わせたのはなぜですか?

 最初の頃はFacebookと連携させていましたが、うまく投稿されないことが多くて。Facebookでは文字数を気にしていないので、途中で切れてしまうケースもありました。その点、mixiはTwitterに近い文字数制限があるので、そのような問題もなく、うまく運用できています。

Q. ソーシャルメディア活用を始めた経緯を教えてください

 私は去年の4月に入社して、福岡の工場から研修をスタートしました。その中であまりお金をかけずに何かできることがないかなと考えている時に、ちょうどTwitterとFacebookが良さそうだということを聞いて。今年から東京に戻ってくることが決まっていたこともあって、それからでもいいんじゃないかという話もあったのですが、それでは遅いだろうと確信していたので、去年の5月くらいから準備を始めて7月から運用を始めました。

Q. ソーシャルメディアへの誘導方法は?

 Facebookを始めた当初は実験の意味もあってFacebook広告を出していましたが、当時に比べて広告の反応が悪くなって来ているようなので、今はキャンペーンのとき以外は他のオンライン広告も含めてどこにも出稿せず、自然に任せています。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&Marketing Com...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/07/19 10:00 https://markezine.jp/article/detail/16012

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