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日清食品に聞く、「チキンラーメン」と「カップヌードル」のブランドカラーに合わせたコミュニケーション手法とは

2012/10/19 11:00

 ソーシャルメディアを積極的に活用している“あの”企業の担当者に会いに行くこの連載。第14回目は、「チキンラーメン」や「カップヌードル」といった多くの人から愛されるブランドを有する日清食品さんにお邪魔しました。数ある同社のブランドの中でも、チキンラーメンのFacebookページは、開始からわずか3か月あまりで17万いいね!を達成。この驚異のスピードと愛されるブランド作りの秘訣について、詳しくお話を伺いました。

今回お話を伺ったのは…

日清食品ホールディングス株式会社
管理本部 広報部 課長 松尾 知直さん
1993年入社、法務を経て、2000年4月より広報部門に在籍。現在はPRでマスコミ対応にあたりながら、ソーシャルメディアやWebサイトの運営・管理を担当。

日清食品ホールディングス株式会社
経営戦略本部 宣伝統括部 係長 安武 雅之さん
1998年入社、営業を経て、広報部門に10年間在籍。2012年4月から宣伝統括部でソーシャルメディアや、スポーツ関連を担当。

日清食品ホールディングス株式会社
マーケティング部 第3グループ 主任 三宅 隆介さん
2001年入社、営業を経て宣伝部に6年間在籍し、担当ブランドのコミュニケーションプランニング・Webプロモーションなどに携わる。2011年3月からマーケティング部3Gで「チキンラーメン」などの商品開発やマーケティングを担当。


ソーシャルメディアを本格的にコミュニケーションツールとして使い始めた

Q. 日清食品で運用されているソーシャルメディアの種類を教えてください

松尾:昨年までTwitterを使ったキャンペーンを短期的に行ったことはありましたが、コミュニケーションツールというよりも、拡散ツールや応募ツールとしての意味合いが強かったです。今年の4月に入って、カップヌードルがFacebookページとGoogle+を立ち上げ、7月にチキンラーメンのFacebookページを立ち上げたことで、本格的なコミュニケーションツールとしてのソーシャルメディア活用が始まりました。

Q. ソーシャルメディアの担当部署、メンバー構成についてお聞かせください。

松尾:はじめは各ブランドの担当者や宣伝統括部が個別に運用していたのですが、ソーシャルメディアをどうマーケティングに活用していくかという全体的な戦略は曖昧なままでした。4月にカップヌードルのアカウントを立ち上げて、ファン数は順調に伸びてはいたものの、ソーシャル上でカップヌードルというブランドが、いかにお客様とコミュニケーションしていくのか、そういった基本的な部分が整理できないままのスタートだったんです。

 そこで、7月に「ソーシャルメディア戦略プロジェクトチーム」が立ち上げられ、宣伝、マーケティング、広報、経営戦略、デザインなど様々な部署から9名が集まって、「チキンラーメン」「カップヌードル」という、大きな2つのブランドのアカウント運用を通じて経験を積むことで、日清食品グループ全体のソーシャルメディア活用について戦略を立てていこうとしています。

カップヌードルを、より若い世代に共感してもらうために

Q. 「チキンラーメン」と「カップヌードル」で、ソーシャルメディアの活用に違いはありますか?

安武:カップヌードルについては2つの目的があります。ひとつは「トリプルメディアのひとつとして、ソーシャルメディアの活用をしてみよう」ということ。活用自体が目的ということですね。それと、10代~20代といった若い世代に響くようなクリエイティブにするために、CMでは3月末からAKB48を起用するようになりました。それに伴って、従来のCMではカバーしきれていなかった世代からの共感をより深めようと、Facebookを通じてアプローチしていきたいというのが、ふたつめの目的です。

三宅:チキンラーメンは、昨今の生活者の中でソーシャルメディアに費やす時間というのが増えているのは間違いないということから、何らかの形でチキンラーメンとして露出することが必要であるということが大前提としてありました。その上で、ソーシャルメディアの特性を考えたときに、ブランドとしてコミュニケーションするよりも、チキンラーメンのキャラクターである「ひよこちゃん」に頑張ってもらった方が、みなさんの会話の中に入って行きやすいだろうと考えました。

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