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あの企業のソーシャルメディア担当者に聞きました!

ミツカンのソーシャルメディア担当者に聞く、Facebookとクックパッドを活用したコンテンツマーケティングの極意とは?


ソーシャルメディアを積極的に活用している“あの”企業の担当者に会いに行くこの連載。第13回目は、自社商品を用いたオリジナルレシピを主要コンテンツとして、クックパッドやFacebookを巧みに活用されているミツカンさんにお邪魔しました。

今回お話を伺ったのは…
株式会社ミツカン MD本部 MD企画部 メディアプロモーション課 主任
栢木 実(かやのき みのる)さん
1996年入社。営業(業務用)、製品企画部門、経営企画部門を経て、2012年から食酢カテゴリーをメインにPR業務を担当。
株式会社ミツカン MD本部 MD企画部 メディアプロモーション課
加藤 美侑(かとう みゆき)さん
2006年入社。情報システム部を経て2010年から商品のブランドサイト、ソーシャルメディア、モバイルサイトなど商品のWEBプロモーションを担当。

2つのFacebookページを運営

Q. ミツカンで運用しているソーシャルメディアについて教えてください

加藤:Facebookページを2つ運用しています。ひとつが「お酢を使ったレシピが満載!くらしプラ酢」という食酢のページで、もうひとつが「納豆大好き!金のつぶ」というページです。

Q. 数ある商品のカテゴリの中で、食酢と納豆にしたのはなぜですか?

加藤:食酢は、弊社の基幹商品であり、ブランドサイトへの誘引をさらに増やす目的で開設しています。納豆は、「納豆はパキッ!とたれ」という大型商品の発売にあわせて、納豆の需要喚起や、若年層を含む幅広い層に対して、納豆を食べる頻度の向上をねらって展開を実施しました。

Q. ソーシャルメディア活用を始めた経緯を教えてください

加藤:2011年10月に「くらしプラ酢」のFacebookページを最初に立ち上げました。先日、ファン数が20,000人を超え、順調に推移しています。その後、2011年12月に「金のつぶ」を開始し、現在14,000人ほどの方にご覧いただいています。

 Facebookを選択した理由は、これからFacebookが流行すると言われていた時期でもありましたし、数あるソーシャルメディアの中で比較した結果、実名登録で安全性が高く、最もリスクが少ないと考えたからです。

 もともと食酢のブランドサイトがあるのですが、アクセス数がここ3年ほど頭打ちになっていました。特に夏場は食酢の需要があるので良いのですが、冬に向かってだんだんアクセス数が減ってくるという現象が毎年起こっていたこともあり、これらのブランドサイトが抱える課題を打開したいという思いで始めたのがきっかけです。

Q. Facebookを始める前はどのようにブランドサイトへ誘導されていましたか?

加藤:カテゴリにもよりますが、食酢に関しては特に広告を打つこともなく、基本的にはプレゼントのキャンペーンから誘導していました。

Q. Facebookへの誘導方法は?

加藤:ブランドサイトへの集客が主目的にあるので、Facebookへ誘導しようということはあまりありません。ただ、やはり初期は一定数のお客さまを集めたかったので、Facebook広告を緩急つけながら出稿するようにしていました。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/10/16 12:21 https://markezine.jp/article/detail/16277

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