博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は、自称元ヤン・元ギャルを対象に、消費行動・メディア行動の実態を把握する調査を行った。
地元の友人と週に1回以上会って話す人は38.3%で、「一般」より10ポイント以上高い。また、20代のうちに子供をもうける人が38.0%と高く、仲間や家族との絆を強く持ち周囲の人を大切にする人が多いようだ。
メディア接触については、テレビの視聴時間が「一般」より16分以上長く、情報収集はテレビがメイン。SNSの利用頻度は「一般」より10ポイント低く、SNSを「まったく利用しない」人の比率が高い。特に30代では男女とも6割が利用していない。その一方で、携帯・スマホからのインターネット接続時間が長く、通話頻度も高い(一般より10ポイント以上)。知人との交流においては「直接話す」「電話をする」などシンプルなコミュニケーションが支持されている。
また「お金はあれば使う」と回答した人は全体の64%を占め、特にお酒、パチンコ・スロットでの消費比率が高い結果となった。
【調査概要】
調査対象者: 20~39歳の男女
調査地域:1都6県 (東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県)
サンプル数:800サンプル
調査手法:インターネット調査
調査時期:2012年3月26日(月)~2012年4月9日(月)
調査企画実施:博報堂DYメディアパートナーズ
※元ヤン・元ギャル:学生時代のイメージイラストを提示し、自分のイメージに近いイラストを選択し、そのイラストが元ヤン・元ギャルに該当した男女400サンプル(高卒まで)
※一般:20~39歳男女400サンプル
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