IMJは、会員組織のあるオウンドメディア(ECサイトを除く)に会員登録しているユーザーを対象に、登録前後での行動や気持ちの変化、オウンドメディアの利用方法を把握する調査を実施した。オウンドメディアに登録する前と登録後(現在)で、「認知・想起率の向上」「積極的な行動変化」「イメージアップ」の各項目に当てはまっていた(いる)程度を10段階で評価。その差分からオウンドメディアによる影響を分析している。
オウンドメディアへの登録前後でいずれかの項目の点数が伸びたユーザー、つまりポジティブな影響を受けたユーザーは全体で86%。「認知・想起率の向上」(73%)、「積極的な行動変化」(68%)、「イメージアップ」(60%)と、いずれも高いことがわかった。
アクセス頻度が高いユーザー、滞在時間が長いユーザーほど「認知・想起率の向上」「積極的な行動変化」「イメージアップ」の数値が高くなっている。また、オウンドメディアでポイントを貯めているユーザーは、アクセスしている頻度も高い結果となった。また、オウンドメディア登録者の半数以上が閲覧後に購入頻度が向上しており、クロスセルにつながっている傾向が見られた。
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