パルディアは、店頭広告キャンペーンデータベース「キャン索」からデータを抽出して、2012年度上半期(2012年4月1日~2012年9月30日)の店頭広告キャンペーンの集計を行った。東日本大震災のあった2011年度上半期(2970件)と比較すると、キャンペーンの総件数は5353件で約180%に増加している。
2012年度上半期の店頭広告キャンペーン実施件数ランキングの1位は、森永製菓(キャンペーン実施件数322件)。2位はアサヒビール(249件)、3位はサントリービア&スピリッツ(237件)。
キャンペーン数の増加の要因としては、この2年間で流通企業のプライベートブランドが台頭し、ナショナルメーカーが自社商品の売り場を確保するために流通企業とのタイアップキャンペーンを強化していること、東日本大震災以降、流通企業が再来店を目的とするキャンペーンを実施していることなどが考えられる。
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