アサツー ディ・ケイは、2007年5月に実施した「第16回ADK生活者総合調査」の調査結果を発表。「高齢者雇用安定法」改正などにともない、今後予想される60才以上の勤労男性の増加が、各世代からどのように受け止められているかが明らかになった。
発表された調査結果によると、13~69才男女の80%以上が、男性は60才を過ぎても働くべきだと考えており(そのうち17%は70才以上まで働くべきと回答)、シニア男性の雇用延長は全年代から前向きに受け止められている。また、働くシニア男性が増えることで、シニアの消費が活性化し、経済に好影響を与えることを70%の人が期待している。
シニア男性に対する他の世代からの期待やイメージについては、20~40代の給与所得者男性の85%以上が、シニアからの仕事ノウハウなどの継承を期待しており、すべての年代で、3人に1人は、働くシニア男性の増加による、新しいシニア像の誕生を強く期待しているという。
「男性は何才まで働くべきか」という質問に対する回答をまとめたグラフを見ると、「60~70才まで働くべき(平均66才まで)」と答えた人の割合がすべての世代を通じて最も多く、60代男性において最も高い割合となっている。一方、社会人としてデビューしたばかりの20代の給与所得者男性では44%と最も少なく、これから先40年もシゴトすることに対するプレッシャーを感じているかのようだ。
>プレスリリース:「ADK 生活者調査レポート Vol.3 頑張れシニア男性 60才をこえて働くワーキングシニアが、今後の日本の新しいシニア像を 生みだすことを、皆が願い・期待している。」(PDF)
【お知らせ】アサツー ディ・ケイの関良樹クロスコミュニケーション局長 兼 クロスコミュニケーションクリエィティブ局長は、9月7日開催のMarkeZine主催のセミナー型イベント「MZ Day2007」にて、パネルディスカッションに参加する予定です。 ぜひご参加ください