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三橋ゆか里の「女性向けマーケティング☆ア・ラ・モード」

ユーザの半数が女性、O2Oの先駆け「スマポ」にみる可能性

新規参入が増えて市場が整ってきた、これから

 来店するだけでポイントが溜まる仕組みを日本で初めてつくったのはスマポ。リリースから1年半、目立った競合はいなかったけれど最近になってNTTドコモが「ショッぷらっと」を開始。東京都内を中心とする170店舗を対象としているそう。とはいえ、スマポと異なる点はNTTドコモが和民、SHIDAXといった飲食店を主に扱っていること。

「マーケットとしては、プレイヤーが増えてきたことでこれまで小さかったパイが大きくなることが期待されます。昔からあるコンセプトではあるものの、なかなか消費者に受け入れられる形でパッケージ化できていなかった。それが今後、もっとユーザに受け入れられる、また導入する店舗にも意味のあるものになっていくと思います。」

 確かにNTTドコモのような大手がまったく同じ仕組みでサービス展開に着手していることからも、スマポのO2Oサービスのモデルが実証されたということなのかも。

「O2Oはあくまでネット×リアルです。ネットのサービスはどうしてもネットばかりになってしまいがちでリアル連動を軽視してしまう傾向があります。でも、かけ算でないと売上げはついてこないので。」

と柴田さん。今後もリアルとの連動性を大事にし、パートナー企業との関係をつくっていく予定。スマポ導入で得たデータを使い、それを分析することで、店頭の集客施策につなげるようなこともできそう。日本のO2O市場はまだやっと幕を開けたばかり。間違いなく、これからが楽しみな分野ね。

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この記事の著者

三橋 ゆか里(ミツハシ ユカリ)

ライター・記者。
オンラインショップ、UIコンサルティング会社、Web制作会社等を経て2009年に独立。日経デジタルマーケティング、TechWave、Tech in Asia(英語)などで執筆。また、女性誌のウェブサイトやスマホアプリ紹介の記事も手がける。アジアのITニュースが集まるStartup Datingでは、...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/03/11 11:00 https://markezine.jp/article/detail/17317

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