ALBERTは、企業に散在する様々なデータを統合して蓄積した上で分析し、マルチチャネルでのコミュニケーションを最適化するために必要な「プライベート・データマネジメントプラットフォーム(以下、プライベートDMP)」の構築を請負うサービスを開始した。
ビッグデータがトレンドワードになり、企業に蓄積される大量のデータを分析してマーケティングに活用する機運が高まる中、DMPを自社内に構築しようとする企業が急速に増えている。しかし、サイト解析ツールで蓄積される「アクセスログ」、広告の「配信データ」や「オーディエンスデータ」、POSシステムやEコマースシステムに溜まる「購買データ」、メール配信システムで取得している「配信履歴データ」、その他ポイントカードの「利用履歴」やコンタクトセンターの「対応履歴」など、多様かつ大量のデータが様々なデータベースに散在しており、分析はもちろん、統合して管理することにも苦労している企業が非常に多い現状がある。
これらのデータを統合管理し、分析してマーケティング施策に活用するためのプラットフォームがDMPある。
ALBERTが構築する「プライベートDMP」は主に「データウエアハウス」「データマイニングエンジン」「キャンペーンマネジメント」「DSP・広告DMP連携API」「ビジネスインテリジェンス」の5つのシステムで構成。企業がデータの蓄積から活用までを一貫して自社で行なえる環境を実現する。
プライベートDMPを活用するためには、データの蓄積や分析の方法だけでなく、最終的にどのようなマーケティング施策を実施していくのかという「打ち手」の設計が不可欠である。同社はこれまで培ってきたノウハウで、プライベートDMPの設計と構築及び、スムーズなオペレーション実現までを一貫して支援する。
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