先日5月27日、東京・六本木でWOMマーケティングサミット2013が開催された。WOMとはWord of Mouthの略であり、すなわちクチコミのこと。消費者に一方的に企業がメッセージを伝える時代から、消費者が自ら伝えたくなるコミュニケーションへ。ソーシャルメディア時代のマーケティングコミュニケーションのヒントが詰まった同サミットから、「同業種の活用方法の違いに学ぶソーシャルメディアの課題と可能性」と題して行われたセッションをレポートする。
三社三様のソーシャルメディアの価値
(中央)サッポロビール 営業本部 企画推進部 デジタルマーケティング室 森勇一氏
(右)ネスレ日本 飲料事業本部 ネスカフェアンバサダービジネスグループ
シニアマーケティングスペシャリスト 津田匡保氏
――では最初に自己紹介と、御三方が思うソーシャルメディアの価値について、お話いただけますでしょうか。
アジャイルメディア・ネットワーク
代表取締役社長 徳力基彦氏
加藤:私は大塚食品で宣伝を担当しています。主に担当している商品は、クリスタルガイザー、炭酸飲料のマッチ、そして食品と3つのブランドを手掛けています。クリスタルガイザーのTwitterアカウントの運営もしていますが、どちらかというとマス側の人間です。
クリエイティブ制作から、メディアバイイング、そしてコミュニケーション戦略全般に携わっています。マスメディアでは届かないところ、つまりソーシャルメディアでないとリーチできない部分もあるので、ソーシャルメディアの活用に取り組んでいます。マスも含めて、全部やってみた感想として、ソーシャルメディアの価値は、企業としてはモチベーションといったところですね。
森:サッポロビールでWebを担当しています。業務の内容としては、サッポロビールのfacebookページなどのSNS運営管理、そして戦略設計を担当しています。また4月から部署名が宣伝室からデジタルマーケティング室へ変わりました。デジタルを活用した新しいビジネスモデルや販促手法に携わっていきたいと思っています。
ソーシャルメディアは現実世界と同じで、ユーザーとのコミュニケーションが大事ですよね。そして、その場でどんな人が何と言っているのかといったデータが最大の価値です。
津田:私はネスカフェアンバサダー事業部でコミュニケーション開発や、運営を担当しています。事業部のミッションを簡単にいうと、ネスカフェバリスタというマシーンをオフィスへ広めていくことです。テレビCMも含めて、マスもやりながら、ソーシャルメディアの活用にも取り組んでいます。
ソーシャルメディアの価値は、消費者の本音が聞ける場所、というところでしょうか。オウンドメディアにはなかなか出てこないリアクションや声が眠っていて、それらを探ることのできる場だと思っています。
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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)
デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。
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