米Googleは、9月19日、新しいインタラクティブ広告フォーマット「Google Gadget Ads(Googleガジェット広告)」を発表した。
「ガジェット」とは、ウェブページに埋め込み可能な小さなアプリケーション。「ガジェット広告」は、リッチメディア広告のひとつとして、Googleのコンテンツネットワークや、DoubleclickのDARTソリューションを利用している他の広告ネットワークにも掲載可能。ただし、検索結果ページには掲載されない。
「Google ガジェット広告」は、AdWordsのあらゆるイメージ広告サイズで表示することが可能で、1つの広告にデータフィード、地図、画像、音声、動画、Flash、HTML、JavaScript を表示できることから、幅広い表現が可能になる。ターゲットは、コンテンツまたはサイトのいずかに絞ることが可能で、地域、ユーザー属性、トピックなど、すべてのターゲットオプションを利用可能。 クリック単価制とインプレッション単価制を利用できるほか、サイト単位のインタラクションレポートでさまざまなインタラクションを追跡することができる。
Googleはすでに「Google ガジェット」という、デスクトップやウェブで利用可能なゲーム、検索ツール、メディア プレーヤーなど、インタラクティブなミニアプリケーションを公開すると同時に、ユーザー独自のガジェット作成を支援してきた。このガジェットに「クリック URL」と呼ばれる小さいコードを追加すると「Google ガジェット広告」になる。ガジェット広告は、ユーザーが自由に掲載・共有することもできる。
Googleは、ガジェット広告の編集ガイドや再生ツール「Google Gadget Ads Editor」を公開するなど、普及のために、さまざまなコンテンツを用意している。
プレスリリース:"Google AdWords Introduces Google Gadget Ads, a New Interactive Ad Format"