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次世代広告コミュニケーションの秘訣

目ざわりな広告を、有益なコンテンツへ。その期待が寄せられる「ネイティブ広告」とは何か?


 この連載では、第1~3回目にわたって「ブランデッド・コンテンツ」について、概念から作り方まで説明してきました。今回からは、次世代コミュニケーションの新たなキーワードの一つ「ネイティブ広告」について、田中善一郎氏に解説していただきます。(バックナンバーはこちら)

有力ネットメディアがこぞって着手する「ネイティブ広告」

 「広告が目ざわりだ。」最近、このように広告を煙たがる消費者が増えているのではなかろうか。メディア接触端末としてスマートフォンなどのモバイル端末が普及するに伴い、さらに不満の声が一段と高まっているようにも思う。

 それに対しメディア(パブリッシャーなど)と広告主(ブランド)は、その不満を払しょくすべき次世代広告のあり方を探ってきた。そこに昨年半ばあたりから米国で急浮上してきたのが「ネイティブ広告」である。下記のような、有力なインターネットメディアが一斉にその新しい広告モデルに飛びついたのだ。

ネイティブ広告に取り組む有力ネットメディア

【伝統新聞のサイト】
New York Times、Washinton Post、Wall Street Journal
【伝統テレビ/ケーブルのサイト】
NBC(Breaking News, Today.com、CNBC)、CNN
【伝統雑誌のサイト】
Forbes、Atlantic、Hearstの雑誌、Timeの雑誌、Conde Nastの雑誌
【新興新聞のサイト】
Huffington Post、Politico
【アグリゲーター】
BuzzFeed、Techmeme
【ブログネットワーク】
Gawker、Mashable
【ソーシャルメディア】
Facebook、Twitter、Tumblr、Foursquare、YouTube

 これら以外の主要なネットメディア・サイトも、ネイティブ広告を検討している。多くはすでにネイティブ広告を試しており、また公式の広告メニューを用意し本格的なサービスに乗り出すメディアも現れている。

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この記事の著者

田中 善一郎(タナカ ゼンイチロウ)

ITメーカーで情報通信システムの開発に従事。その後、新聞社系雑誌社に転職。電子、通信、コンピュータ分野の記者として、LSI設計、ネットワークなどの最先端技術をカバー。90年代当初からインターネットメディアに傾斜し、ニュースメディアサイトの立ち上げに従事。雑誌社退職に合せてブログ「メディア・パブ」を2004年に立ち上げる。また監査役として、急成長するSNSベンチャーに6年間身を置く。2012年10月からフリーに。

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MarkeZine(マーケジン)
2013/07/02 11:42 https://markezine.jp/article/detail/18028

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