有力ネットメディアがこぞって着手する「ネイティブ広告」
「広告が目ざわりだ。」最近、このように広告を煙たがる消費者が増えているのではなかろうか。メディア接触端末としてスマートフォンなどのモバイル端末が普及するに伴い、さらに不満の声が一段と高まっているようにも思う。
それに対しメディア(パブリッシャーなど)と広告主(ブランド)は、その不満を払しょくすべき次世代広告のあり方を探ってきた。そこに昨年半ばあたりから米国で急浮上してきたのが「ネイティブ広告」である。下記のような、有力なインターネットメディアが一斉にその新しい広告モデルに飛びついたのだ。
【伝統新聞のサイト】
New York Times、Washinton Post、Wall Street Journal
【伝統テレビ/ケーブルのサイト】
NBC(Breaking News, Today.com、CNBC)、CNN
【伝統雑誌のサイト】
Forbes、Atlantic、Hearstの雑誌、Timeの雑誌、Conde Nastの雑誌
【新興新聞のサイト】
Huffington Post、Politico
【アグリゲーター】
BuzzFeed、Techmeme
【ブログネットワーク】
Gawker、Mashable
【ソーシャルメディア】
Facebook、Twitter、Tumblr、Foursquare、YouTube
これら以外の主要なネットメディア・サイトも、ネイティブ広告を検討している。多くはすでにネイティブ広告を試しており、また公式の広告メニューを用意し本格的なサービスに乗り出すメディアも現れている。