オンラインショッピングは、商品データフィードの質が広告主の売上に多大な影響を与える一方、広告主やメディアサイトによる正確な最新データの提供と活用には、複雑なデータの加工プロセスが必要となる。
PopShopsは、4000社以上の広告主から提供される何百万点もの商品データを解析し、最新の状態に維持し、それらを価格比較サイトやクーポンポータルサイト、ブログやポイント還元系サイトなど2万5000社のメディアサイトへ提供している。
楽天USAは今回、楽天グループのB2B(Business to Business)マーケティングを提供するサービスブランド名を「Rakuten Marketing」に決定。今回のPopShop買収は「Rakuten Marketing」が目指す総合的なデジタルマーケティングプラットフォーム構築の初案件となる。
PopShopsは「Rakuten PopShops」と名称を変え、同社の技術は、「Rakuten Marketing」が提供するアフィリエイトマーケティング、リードマーケティング、ディスプレイ&ターゲティング広告、サーチエンジンマーケティングなどから構成されるデジタルマーケティングソリューションのポートフォリオに含まれる。日本でのサービス開始は未定だが、今後は広告主や消費者ニーズをとらえ、Rakuten PopShopsのサービス導入の検討を行うとしている。
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