アドビ システムズは、ハウス食品グループ本社(以下、ハウス食品)が、Adobe Marketing Cloudの「Adobe Analytics」」及び「Adobe Social」の採用を決定し、10月1日より正式運用を開始したことを発表した。年度内は、日本国内で同ソリューションの実績を積み、来期からは海外サイトでの運用を計画している。
ハウス食品は、同日、持株会社体制へと移行した。その一環として、ハウス食品グループ各社が展開する主要サイトを、横断的かつ統一されたプラットフォームで分析し、一般消費者や多様なステークホルダーの趣向・動向をリアルタイムに見える化することも重要な戦略として位置付けている。
またパソコンやスマートフォン、タブレットなど多様な閲覧デバイスが普及する中で、同社とグループ企業が持つ複数の自社メディア(各ドメイン、各種デバイス専用ページ、SNS)を横断的に解析したいというニーズもあった。このような背景もあり、ガバナンスの側面からもグループ会社で統一されたマーケティング分析のプラットフォームが必要となり、今回の導入に至った。
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