ミクシィは、独自3D仮想空間「ミクシィ・リクルーティングオフィス(仮称)」を開設することを10月10日に発表。この空間を利用して、物理的な制約のある、海外の優秀な学生の採用に活用するとしている。
「ミクシィ・リクルーティングオフィス(仮称)」は、ミクシィが発行するIDを持つ人に限定して提供する招待制の3D仮想空間で、会社説明会の放映や面接を実施し、スタッフやユーザー同士のコミュニケーションの場として活用する。この3D空間は、セカンドライフのオープンソースを一部活用した独自のプラットフォームを用いることによって実現するもので、既存の仮想空間より多くのアバターが同時に参加できるなどの、大幅な技術の拡張を予定しているという。3D空間の開発・運用は3Diが行う。
ミクシィは2009年度の採用活動で、海外の大学院・大学を卒業見込みの学生で、ウェブアプリケーション、検索エンジン、分散システム、P2P、ユーザーインターフェース等の技術研究に携わった経験のある、コンピュータサイエンス分野の研究開発者の採用を予定しているという。
プレスリリース:「独自3D仮想空間で海外大生の新卒採用活動を実施」