短い一言を投稿して友人と共有するサービス「twitter」は、その手軽さが受けてユーザーを増やしているが、テキストによるメッセージではもの足らない人たちが、「動画版twitter」ともいえるサービスを立ち上げている。そのひとつとして「Zannel」などのサービスが登場して注目されているが、海外の最新ウェブサービスに詳しい情報サイト「TechCrunch」で、先日また新たな「動画版twitter」が紹介された。
「Seesmic」というサービスを立ち上げたLoic Le Meur氏は、フランスでSix Apartなど複数の企業の経営に携わった人物で、ブロガーとしても知られている。「Seesmic」は、twitterと同じように、テキストの代わりに自分が投稿した動画と知り合いが投稿した動画をリストアップして共有することができる。その内容は、自分が撮影したビデオ映像だったり、YouTubeなどで公開されている動画だったりとさまざまだ。
また、単に動画を共有するだけでなく、Seesmicで登録した動画をほかの動画投稿サイトに自動的に投稿する窓口としても機能するなど、さまざまなサービスを巻き込んだ新たな動画コミュニケーションサービスとして展開するようだ。現在、Seesmicはアルファ版となっており、一般公開されていないが、YouTubeのチャンネル「Loic.tv」では、Le Meur氏がSeesmicのコンセプトについて紹介するビデオが毎日公開されている。
参考:「Loic Le Meurの新動画サイト「Seesmic」ベータ公開、徹夜のレビュー」(TechCrunch Japanise)