Servision株式会社は9月12日、共用サーバーサービスを2006年9月25日よりリニューアルすると発表した。月額費用を変えず、ディスク容量が最大で50GBの共用サーバーを提供するとしている。
従来の共用サーバーサービスは、MB単位のディスク容量しかなく、大容量のディスクスペースを確保するには、オプションで容量を増やすか、高額な専用サーバーを借りるといった選択しかなかった。だが同社は昨年の5月に、いち早くGBのディスク容量を備えた共用サーバーサービス(月額3,990円~)を開始。月額費用をそのままに、ディスク容量を従来の4倍(10~50GB)に増加して、レンタルサーバー業界の大容量化を進めている。
同社ではレンタルサーバの大容量化が求められる要因として、ブロードバンド環境の普及によるコンテンツの肥大化や、ビデオや音楽の配信普及を挙げている。またネットショップにおける商品写真の重要度が増し、高解像度の商品写真が多数掲載されていることも一因としている。さらに同社ではサーバー機本体の価格低下を挙げている。仕入れコストの削減をサービスへ変換した結果、今回のサービス提供が可能となったとのこと。