電通は、ワイヤレスゲート、OOHメディア・ソリューション、シーエスイーと共同で、「無線LAN環境構築支援プロジェクト」を推進している。このたび、JR秋葉原駅前に新たに設置される屋外広告(柱巻き広告)とフリーWi-Fiを連動させる「アキバWi-Fiシリンダー」を開発し、販売を開始した。
広告主はオフラインの屋外広告からオンラインにダイレクトにつながり、ユーザーにとっては広告を見ることによって無料でWi-Fiが使えるようになり、双方にメリットを提供するかたちで屋外広告に新たな広告価値を加えた。
さらに、このWi-Fi経由でアクセスするページに限定クーポンなどを設定することで、リアル店舗に誘導するオフライン・オンラインの連動企画や、オンラインゲームでアキバ限定アイテムを配布するなど、さまざまな販促企画やプロモーション展開が実現可能に。また、アクセスデータの解析により、どれくらいのユーザーを誘導できたか、といった分析もできる。
【関連記事】
・オプト、屋外でのスマホ検索特化サービス「pathee」運営会社へ出資
・電通、一般社団法人JBNと家づくり支援プロジェクトサイト「スマ@ホーム」オープン
・民放キー局5社と電通、放送局横断コンテンツ月額見放題サービススタート
・博報堂DYグループ、ニュースをつくるクリエイティブエージェンシー設立
・博報堂、簡易動画コンテンツ「モーションコミック」事業を強化