ニコニコ動画をはじめとしたサービスを展開するドワンゴと、連結子会社9社を吸収合併してきたKADOKAWAが、KADOKAWA・DWANGOを設立し、経営統合することに同意した。
両社はドワンゴの様々なサービスとネットワーク技術と、KADOKAWAの書籍、映画、ゲームなどのエンタテインメント・コンテンツを連携させた、コンテンツや新規サービスの提供を目的として、2010年10月に包括的業務提携を行い、2011年5月には資本提携を行ってきた。また、互いのリソースを活用した広告サービスを開発するため、2013年3月にはドワンゴの子会社だったスマイルエッジを合弁会社化。両社の提携関係をより一層強化するため、今回の経営統合に至った。
今後、ドワンゴの技術力および、ネットプラットフォームと、KADOKAWAの有するコンテンツおよび、リアルプラットフォームを融合させ、メガコンテンツパブリッシャーとしてメディアの構築を目指す。
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