6月24日、Criteoは、2014年第1四半期のモバイルデバイスにおけるEコマース消費者動向レポート「Mobile Flash Report」を発表。消費者への効果的なリーチを行う上で、モバイル端末がますます重要な役割を果たしていることを明らかにした。同レポートの主なポイントは、以下のとおり。
- Androidタブレットおよびスマートフォンが、全世界のEコマース総売上の66%を占めている
- 小売、旅行、自動車、クラシファイド広告が、モバイルクリックの70%超を占めている
- モバイルクリックの90%以上は、北米、アジア太平洋地域、西欧で発生
- 大半の業種で、PCよりもモバイルのほうが高いCTR
- Androidデバイスの平均CTRは、PCのほぼ2倍
- 世界的にはAndroidデバイスのもたらす売上のほうが多いが、米国および欧州ではiOSがリード
- モバイルはデスクトップ利用を補完し、さらなる売上をもたらしている。例えば日曜日には、デスクトップからの売上が10%下落する一方で、iPadから購入される確率は16%上昇している。
- モバイルデバイスでの平均購入額が最も大きい分野は、ホテルの予約(364.80米ドル)、レンタカー(209.10米ドル)、アパレル(105.30米ドル)。
なお、同レポートは、Criteoの広告を目にしている9億2,000万を超えるグローバルインターネットユニークユーザーの、インターネットブラウジングおよび消費行動を調査対象としている。また、この記事は日本法人CRITEO株式会社提供の抄訳をもとにしたもの。
【関連記事】
・アジア太平洋地域のモバイルビデオ視聴、8割超がiOS端末から【Ooyala調査】
・ヨーロッパではマーケターの25%がプログラマティックを「知らない」と回答【AppNexus調査】
・日本が最もワールドカップに関心が高い?ソーシャルメディア上の言及度、37%【アドビ調査】
・低成長率でもテレビ広告費は動画に抜かれることはない【eMarketer調査】
・6割超がウェアラブル端末「知らない」/利用意向は1割に【MMD研究所調査】