マネーフォワードとヤフーは業務提携を行い、スマートフォンアプリ「Yahoo!ファイナンス」上で「資産管理」機能の提供を開始した。まずはiPhone用アプリに搭載し、将来的には他のデバイスへの展開も視野に入れている。
「Yahoo!ファイナンス」は金融情報の総合サイト。メインターゲットは「投資」に関心のある層で、株式、投資信託、為替(FX)など金融商品情報を幅広く提供している。月間平均約10億PV、月間平均846万人UU(PCのみ)。
同機能は、銀行預金、株式、投資信託、FXなど複数金融機関の保有資産情報を一元管理できるサービス。金融機関の口座情報を登録すると、保有資産の情報が毎日自動的にアップデートされる。面倒な更新作業をせずとも、最新の保有資産状況をスマートフォン上で確認できる。さらに保有資産に関連するニュースや指数情報をまとめてチェックすることも可能。
マネーフォワードは同サービス提供に合わせて、外部パートナーに対して、家計・資産データのAPI提供を開始。これにより、ユーザー自身が許可すれば、外部パートナーが提供するサービス上で、マネーフォワードの家計・資産データを活用したサービスを利用できるようになる。
【関連記事】
・マネーフォワード、リクルートの無料POSレジアプリ「Airレジ」と提携~売上データが自動取得可能に
・ランサーズ、マネーフォワードとデータ連携開始~確定申告の手間を大幅削減
・マネーフォワード、クレディセゾンと自動家計簿サービスに関する業務提携へ
・資産管理アプリ「Moneytree」、au WALLET/ソニー銀行/スターバックスカードに対応
・「Moneytree」マイレージやTポイント、Pontaなど11社の主要ポイント管理に対応