SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

ECzineピックアップ

カートに商品を入れるまでわずかタップ2回!モバイルの基本に忠実な、夢展望のスマホECサイトをチェック


 各社「正解」を模索中のスマホECサイト。先駆者のサイトを例に、スマホECのユーザビリティを追究します。今回は夢展望さんを取り上げます。

 夢展望は携帯サイトECから始まっているためか、スマホ版でも「モバイルサイトの導線設計の基本」に忠実です。スマホECでは何よりタップ数を減らすことが重要ですが、夢展望の場合、各所にタップを減らすための設計をしています。

カートに商品を入れるまでのタップ回数、わずか「2回」!!

 一般的なアパレルECサイトの場合、商品詳細ページからカートに商品を入れる際には、サイズ選択とカラー選択があり、プルダウンやラジオボタンにて2回以上タップすることが多いです。

 例えば楽天スマホ版の場合、カラーをプルダウンで選択(タップ1回目)、サイズをラジオボタンで選択(タップ2回目)、その後個数をプルダウンで選択(タップ3回目)、「買い物かごに入れる」ボタンを押して(タップ4回目)商品がカートに入ります。

 それに対して夢展望では、サイズをプルダウンで選択すると、カラーごとに用意された「カートに入れる」ボタンをタップするとカートに商品が入ります。タップを減らすための工夫として、カラーごとに「カートに入れる」ボタンを並べている点にユーザビリティの工夫を感じます。

クリックすると拡大します

 ちなみにZOZOTOWNの場合は、「レッドS レッドM レッドL ホワイトS ホワイトM ホワイトL グリーンS グリーンM グリーンL」等のワードで、1つのボタンでサイズとカラーが選べるようになっています。こちらもユーザビリティに工夫が感じられますが、どちらかと言えば夢展望のサイズ選択のほうが扱いやすいと感じる消費者が多いのではないかと思います。

 商品詳細ページで「数量選択」をなくしているのも、タップ2回が実現できる秘訣です。これは生活用品等と異なり、「自分用の商品を1つ購入する」という想定で行われていることでしょう。ただし、そうではない場合にも備えて、カート画面では数量を変更することが可能です。(続きはECzineで

【関連記事】
買い手と売り手から見た「楽天市場」と「Amazon.co.jp」の違いとは?
Yahoo!ショッピングに出店すべきか 儲けとスマホ対応から考える
主要3モールに出店したら知っておきたい DeNA、Qoo10、YAMADA、ポンパレモールはここが違う!
「香川を代表する讃岐うどんの老舗として、安売りはできない」 ネットショップ開設19年、うどん本陣山田家の今後の戦略
食品と電報の掛け合わせアイデア商品『マシュマロ電報』が大ヒット!軌道に乗るまでわずか3ヵ月の秘訣とは

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
ECzineピックアップ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

株式会社モバイルコマース 新規事業部部長 中村 潤平(ナカムラ ジュンペイ)

法政大卒業後、2005年株式会社インデックス入社。3キャリア公式モバイルサイト企画・運営、モバイルソリューション提案などのモバイル事業に関わった後、2009年株式会社モバイルコマース入社。スマートフォンサイトのコンサルティング業務、スマートフォンサイト公式化、スマートフォン変換ツール営業・企画など、スマートフォンを中心としたモバイル事業の営業・企画・コンサルティングに従事。最近はスマホを使って売上UPすることを目的としたスマホ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/11/11 20:02 https://markezine.jp/article/detail/21207

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング