VOYAGE GROUPは、4月22日、SSP「Kauli」を運営するKauliの全株式を取得し、子会社化することを決議した。
インターネット広告市場は、スマートフォンの普及や通信環境の整備などにより引き続き拡大傾向にあり、2014年のインターネット広告費は前年から12.1%増の1兆519億円となっている(2015年電通公表)。特に、運用型広告費は5,106億円と前年から23.9%増と高成長が続いている。
この市場成長を背景に、VOYAGE GROUPでは、2010年より媒体社の広告収益最大化を支援するSSP「Fluct」の提供を開始。一方でKauliは、2009年の創業以降、アドネットワーク事業に加え、2010年よりSSP「Kauli」のサービスを開始し、データマイニングに強みを持ったSSPとして事業を拡大してきた。今回の子会社化により、両社の持つノウハウやサービスを融合し、SSP事業のさらなる成長拡大と促進をはかる。
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