MMD研究所とコロプラが実施した「企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査」によると、61.6%がLINE公式アカウントを追加した経験があること等がわかった。
スマホ所有者の61.6%、「LINE公式アカウントを追加したことある」
スマートフォンを所有する1,580人を対象に、公式アカウントをフォローしているSNSは何か聞いたところ、「Twitter」で31.7%、「Facebook」で18.9%、「Instagram」で8.9%のユーザーが企業アカウントをフォローしていることがわかった。
LINEの公式アカウントについて聞いたところ、「追加したことがある」が61.6%、「追加したことはない」が26.8%、「LINEを利用していない」が11.6%となった。
学生は「アーティスト」のLINE公式アカウントに関心
続いて、追加したことがあるLINE公式アカウントのカテゴリについて聞いたところ最も多かったのは「ファッション」の42.2%だった。属性別で見ると会社員の39.0%が「ファッション」と回答し、次いで「グルメ・フード」35.7%、「ゲーム」31.0%と続いた。専業主婦では「ファッション」が53.8%と最も多く、次いで「グルメ・フード」40.8%、「ショップ・グッズ」40.0%となった。一方、学生では「アーティスト」が43.4%と最多で、以下「ファッション」41.8%、「グルメ・フード」38.2%と続くことがわかった。
「クーポン目的で公式アカウントを追加」が48.2%
LINE公式アカウント利用者973名を対象に、割引クーポンを利用について聞いたところ「利用したことがある」と回答した人は38.2%だった。続いてクーポン目的で公式アカウントを追加したことがあるかを聞いたところ、48.2%の人がクーポン目的で公式アカウントを追加したことがあることがわかった。
公式アカウントを追加したきっかけと目的を聞いたところ、きっかけは「LINE内のお知らせから」が47.7%と最も多く、次いで「友人から送られてきたスタンプで知った」が19.5%、「店頭での告知やチラシで知った」が13.3%となり、目的は「スタンプが欲しかったから」が55.1%と最も多く、次いで「クーポンを使うため」が38.2%、「セール情報やキャンペーン情報が欲しかったから」が25.7%となった。
「LINEスタンプを入手後、来店や購入頻度増える」は26.5%
LINEのスタンプ目的で公式アカウントを追加したことがあると回答した人を対象に、スタンプを手に入れたことでその企業の好感度が上がったことはあるかという質問をしたところ、49.1%の人が「好感度が上がった」と回答した。
また、「好感度が上がった」と回答した人を対象にスタンプ入手後、実際にしたことがある行動について聞いたところ、「その企業の店舗に行ったり、商品を購入したりする頻度が増えた」が26.5%と最も多く、次いで「その企業やブランドの情報を積極的に仕入れるようになった」が20.8%となった。
【調査概要】
「企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査」
・調査期間:2015年8月21日~8月22日
・有効回答:1,580人
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:スマートフォンを所有する15歳以上の会社員、専業主婦(主夫)、学生
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