2006年8月に、トランスデジタルや日本テレビ放送網の出資を受けて設立されたデジマは、2007年に国内初の無料マンガ週刊誌「コミック・ガンボ」を創刊。首都圏の主要駅などで配布するほか、単行本の出版や携帯サイトの開設など、コンテンツのマルチ展開を図っていた。そこへ突然、12月に諸般の事情により休刊が発表された。
帝国データバンクの大型倒産速報によると、同社は広告収入を柱としており、2007年6月期の年売上高は約9,500万円に達していた。しかし、広告単価が伸びず、漫画家への支払いや製造コストなどがかさみ、資金繰りが悪化していたという。
【関連リンク】
・「「無料」でも続かなかった…マンガ週刊誌「コミック・ガンボ」創刊1年で休刊」
・「無料週刊マンガ誌「コミック・ガンボ」、江川達也ら人気作品を単行本化」
・「「Yahoo!コミック」の無料マガジンコーナーにて「コミック・ガンボ」公開開始」
・「無料マンガ週刊誌「コミック・ガンボ」創刊!同時にモバイル版「gumbo.jp」も」