博報堂DYホールディングスは、松尾豊氏らが率いるAI研究・プロダクト開発企業のThird Intelligenceと業務提携契約を締結した。
Third Intelligenceは、東京大学大学院の松尾豊氏が松尾研究所で推進してきたAI研究開発をカーブアウトし、石橋準也氏らと共に2025年3月に設立した企業。松尾氏がChief Scientistとして参画し開発する「遍在型AGI」は、画一的な出力やサービスを提供する従来のAI開発戦略とは異なり、個人や組織のもとでそれぞれの目的や用途に応じて独自に最適化しながら成長する、日本発の新しいモデルである。
一方の博報堂DYグループは「Human-Centered AI」の考えのもと、生活者発想とクリエイティビティをAIによって拡張させ、生活者が真に魅力を感じる新しい価値の創造に取り組んでいる。
博報堂DYベンチャーズが運用するファンド「HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND」は、Third Intelligenceへの出資を完了しており、両社は実質的な資本業務提携の関係となっている。今後は共同での事業開発を通じて生活者向けプロダクトの展開を推進し、Third Intelligenceが進める「遍在型AGI」の社会実装を加速させるとともに、人間とAIが共創する「Human-Centered AI」の実現を目指す。
