ウィットは、同社のダイエットアプリ・ウェブサービスで、60万人の会員を抱える「あすけん」のユーザー摂取栄養素データを取得可能なAPIの提供を開始した。同APIの提供を受けたパートナー企業は、データの共有の許可を得たアプリユーザーの1日の合計摂取カロリーや39種類の摂取栄養素などの統計データを、取得することができる。
近年、ヘルスケアサービス事業を手掛ける企業が急増している。一方、メニューデータ作成や栄養計算システムの構築にはコストがかかるため、食事管理機能を伴うサービスを立ち上げることが困難だった。今回の取り組みにより、パートナー企業は、食事管理機能を自社で開発・運用する必要がなくなり、運動・体重測定など各社の強みを活かした総合的なサービスを立ち上げることが可能になる。
【関連記事】
・GMOリサーチとCLIMB Factory、ライフログの収集システム構築~ヘルスケア領域の開発に貢献
・NTTドコモとルネサンス、ヘルスケア事業の業務提携に合意
・JINSとオムロンヘルスケア、ヘルスケア分野での共同開発プロジェクト発足
・DeNAと味の素、「未病」テーマにへルスケアの実証事業を開始
・KDDI、専用キット×WEBサービスで健康チェックできる「スマホdeドック」の受付を開始