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RMDS(リアルマーケットドロップシッピング)を使ってみよう!(前編)

 簡易ショップを即構築できるドロップシッピングサービス「リアルマーケットドロップシッピング」。ここでは、そのサービスに焦点をあてて、ショップ構築までの操作方法を徹底解説していきます(後編はこちらへ  バックナンバーはこちらへ )。

リアルマーケットドロップシッピングの特徴

サービス名 リアルマーケットドロップシッピング(RMDS)
URL http://ds.realmarket.jp/
運営会社 株式会社リアルコミュニケーションズ
審査 無し
商品点数 約249,526(2007年10月14日調査)
DSPタイプ 仲介型(DSPタイプについてはこちら
利用料金 <DSライト&スタンダードコース>
(1)月額固定費用525円
(2)売上があがった場合の粗利(=販売価格-卸値)の30%をシステム利用料として課金。
※月額固定費用は現在無料キャンペーン実施中のため、必要となる料金は(2)のみ。
販売主体 DSP
返品対応 DSP
価格決定権 セラー(ドロップシッパー)
オークション出品 不可

 2006年7月からスタートした「リアルマーケットドロップシッピング」ですが、運営元の株式会社リアルコミュニケーションズは、2005年4月から商品を卸元(サプライヤーやメーカー)から顧客に直送するサービスを開始しており、実は日本におけるドロップシッピングサービスの“元祖“でもあります。

 リアルマーケットドロップシッピングは、同社が運営するサービスの1つであり、実際にはいくつかのサービス形態(アフィリエイトタイプでのサービス形態や、商品を直にサプライヤーに発注をかけて取引を行うドロップシッピングコーポレートサービス【注1】など)があり、その内容は多岐に渡っています。

 ただ残念なことに、サービスが複数絡み合うことで、料金形態などが多少わかりにくくなっており、初めて利用しようとする人にとっては、選択がなかなか難しいというデメリットもあります。

 というわけで今回は、多岐に渡るサービス形態の中から、もっとも簡単にドロップシッピングサービスに参加できる「リアルマーケットドロップシッピング」に焦点を絞って説明していきたいと思います。

 このサービスは、基本的に登録時の審査はなく、登録完了と同時にサービスに参加できる仕組みになっています。仕入(販売)が可能な商品点数は10月14日時点で25万点近くになっており、取り扱いができる商品カテゴリもバラエティに富んでいます。取り扱いアイテムでは、シーサー株式会社が運営するSeesaaDS(ドロップシッピング)と並ぶ量でもあるので、業界最大級といえるでしょう。

 なお、DSPタイプは「仲介型タイプ」となっており、販売主体は株式会社リアルコミュニケーションズが担当することになるため、特定商取引法に基づく表示によるセラー情報の掲載や、顧客対応・返品対応といったものについては、セラーは一切責任を負わなくていいサービス形態になっています。

 利用料金については、現時点で公開されている情報では、「月額固定費用525円(税込)」と「売上があがった場合の粗利(=販売価格-卸値)の30%」となっており、セラーが商品を販売した際に受け取ることができる報酬は、粗利の70%となっています。

 ただし、上述の月額固定費用525円については、現在も無料キャンペーンを継続して実施しており、実質0円で利用することができるため、売上が上がらない(購入者が商品を実際に購入しない)限り、費用は一切発生しません。ちなみに、この月額固定費用キャンペーンはサービス案内のウェブサイト上には“延長している旨“のみしか記載はないようなので、課金時期については適宜確認してください。

 では、実際のDSPの操作方法を見ていきましょう。

【注1】ドロップシッピングコーポレートサービスについて
リアルマーケットコーポレートは、ネットで簡単、低コストで商品の取引ができる国内最大のBtoBサービスですが、その中の「ドロップシッピングコーポレートサービス」は、小売店が商品在庫及び物流を持たずに、リアルコミュニケーションズが擁する商品群をピックアップして、ネットショップで販売&発注&発送指示を行うことができるサービスです。ネットで1点から商品を仕入れられ、登録自体は無料となっていますが、利用に際しては「月額基本料」「卸値」「出荷作業料金」(これら料金体系についてはこちらからご確認いただくことが可能です)がかかる仕組みになっています。

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この記事の著者

池永 尚史(イケナガ ヒサシ)

 

1979年生まれ。CGMブログ・メディアを展開するベンチャー企業、インターネットサービス系企業を経て独立。2010年3月より株式会社ノイズ代表取締役。

 

■ 著書
・ 稼ぐアフィリエイターはブログが違う!(技術評論社刊)
・  ドロップシッピングス...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/01/11 11:00 https://markezine.jp/article/detail/2372

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