インスタグラムは、米国時間2月24日、全世界での広告主が20万を突破したことを発表した。なお、広告主の75%は米国外の企業で、また、広告主の拠点は200か国以上にまたがっている。
日本においても、「SUUMO」が動画によるブランディング広告を展開。動画の平均再生率は20%を達成し、広告想起も高いもので44ポイント、ブランド認知度は6ポイント上昇した。また、「メルカリ」は、フェイスブック広告のみ出稿していた期間と比べて53%インストール数が向上し、インストール単価(CPI)は38%減を実現している。
海外でも、インスタグラムを通じてロンドンを拠点とした小規模企業からグローバル企業へと成長した例がある。腕時計のECを展開する「Shore Projects」は、同社にとってキーとなる地域に住む利用者にターゲットを絞って広告を打った結果、100か国以上に商品を出荷されるようになった。
中小企業でも効果が出ている。例えば、額縁を提供する「Framebridge」は潜在的リピーター層や生涯顧客になりうる層を新規開拓。過去30日以内に同社サイトを訪問した人等をターゲットに、「Shop Now」のボタンを含む写真広告を実施したところ、1人あたりの新規顧客獲得にかかる費用が71%減少している。
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